「全開前屈が出来るようになったよ」
私がヨガ始めたのは6年前、身体が硬く、猫背で、小太り気味だった私は健康が維持できればとの思いだけ、多くを期待していませんでした。それが昨年8月にヨガ指導士3級のテストに合格、指導士の仲間入りしました。今では全開前屈も顎までつくようになり、背中を押してもらうと下腹までつくようになりました。皆さん驚いていますが、これも毎週4日のペースでヨガを続けてきた御蔭かなと思っています。
「全開前屈が出来るようになったよ」
私がヨガ始めたのは6年前、身体が硬く、猫背で、小太り気味だった私は健康が維持できればとの思いだけ、多くを期待していませんでした。それが昨年8月にヨガ指導士3級のテストに合格、指導士の仲間入りしました。今では全開前屈も顎までつくようになり、背中を押してもらうと下腹までつくようになりました。皆さん驚いていますが、これも毎週4日のペースでヨガを続けてきた御蔭かなと思っています。
今振り返ってみますと、2年位前に一つの変化があったように思います。全開前屈は60度ぐらいで止まっていたのですが、このままでは変わらないと思い、吐く息で無理してやったことがあります。何度か背中を無理して倒していたら、突然、パチーンと筋肉が断裂しました。その時は痛さをそれほど感じませんでしたが、翌日、太ももがパンパンに腫れました。青く内出血していました。サイコウ先生に脚が痛いからヨガは無理、家で休養し、痛みが取れたらまた来ます、といったところ、教場にきてヨガをやりなさいと言われた。1ヶ月も経つと脚の腫れは引き、痛みも治まったように思います。完全に気にならなくなったのは3ヵ月後ぐらいだったでしょうか。その後、深く息を吐きながら背中を前に倒そうとすると、以前より前屈しやすくなったのは確かです。筋肉が強く丈夫になり、伸びる力に対抗できるようになったのかもしれません。確かにやりやすくなったような気がします。しかし、膝裏が伸びず、床との間の隙間はなかなか埋まりませんでした。痛いという感覚が強かったのです。指導士の先生方から、前に倒すより、背骨を真直ぐ伸ばし、背骨を伸ばしたまま腰から前屈しなさいといわれた。私は腰を入れることが出来ず、そのコツがつかめませんでした。サマコーナアーサナでつま先を上げ、アキレス腱を伸ばし、少しずつ脚を開いていくと、腰が入る手ごたえを感じました。鏡で見ると、確かに腰のところが少しへこんでいます。私の必要なのはこれだ、と思い、やっている内に、長い時間維持できるようになり、いやなポーズだと言う意識はなくなりました。腰が入るようになると背骨を伸ばした状態で、腰から少しずつ前傾できるようになりました。繰り返しやっている内に、おでこ、鼻、顎とだんだん深く倒せるようになりました。最近は脚を全開して腕の側筋伸ばしをすると、膝裏が伸び、床との隙間もほとんどなくなり、膝裏が痛いと言う感覚が、膝裏が伸びたとき、ジーンとして気持ちいいな、と感じるようになりました。本当に気持ちがいいです。これが、身体が喜んでいることなのかな、と思っています。
全開前屈が出来ると身体は変わります。心も平静になり穏やかになります。
私のように身体が硬く、年齢が70歳過ぎの人間が出来るのですから、皆さん誰でも、継続して続ければ必ず出来るようになります。ポーズをするとき、ただ漫然とするのでなく、私は出来るようになる、との強い意志で望むのが大切かなと思います。私の体験が全開前屈が出来ず、悪戦苦闘している方の、やる気を起こす手助けになれば嬉しいです。成功をお祈りします。
家村 圭子 (いえむら けいこ)
ヨガ歴4年
health step yoga studio 講師
ジャーナリスト専門学校の学生相談員をしていた頃に新宿チャコットで「大人のためのバレエとヨガスタジオ」でヨガと出会い、その後松山に本部がある藤本ヨガ学院の合宿に参加してヨガの奥深い世界に惹かれ、カレッジコース・指導士養成コースに入学してヨガを本格的に学び始める。
<ヨガの魅力>
全開前屈、ガッチガチの硬い身体ではそんなことできない!
シルシアーサナ、頭を真下にするなんてとんでもない!首が折れてしまう。
ヨガを始めた頃の私はやる気とは相反して出来ないことに対しては否定的な“思い”で取り組んでいました。朝になると体中が筋肉痛で痛い。でもレッスン後の爽快感は格別。その心地よさを味わいたくて、またヨガはやればやっただけの答えが返ってくるという面白さを感じて毎日ヨガスタジオに通っていました。
ヨガを始めた頃、まったくの初心者がどんな風にヨガで変わっていくのかを記録しておきたいと考え『カレッジ日記』というのをつけていました。その一部を紹介させて頂きます。
2008年5月22日(木)早朝ヨガ参加
5:30起床 首、肩痛い。身体中が重い。レッスン終了後 頭から足先まで、血が流れ血行が良くなったという感じがする。早朝の身体のだるさは消え、軽く心地よい。
2008年6月5日(木)19:00~
食べ過ぎると身体がだるい。ヨガを始める前はこんなことは感じなかったが
ヨガを続けていくと、身体も心も敏感になると言われているが本当のようだ。
硬い体でも、先生の言うとおりに呼吸を意識すると変化があるものだ。
面白いと感じ、やればやるほど変化がある楽しいヨガの魅力ある世界を追い続けています。まだまだその魅力を伝えきれませんが、次の機会に紹介させていただきます。